出演:しまじろう(声・南央美、歌・松本さち)、あやお姉さん(岡野綾)、ほか
世界のリズム大集合!
パーカッションの人とあやお姉さん、しまじろうがいろいろな打楽器でいろいろなリズムを、踊りながら次々に作り出します。1分間の間にいろいろな場面が凝縮されていて、全体のコメントを付けづらいので、目についた点だけにツッコミを入れていきます。
あやお姉さん、「うふふふ!」と笑い声が入っているんだけど、映像とマッチしていないよ…。しまじろう、その手にそのトライアングルは小さすぎるんでないの…? 逆にあやお姉さん、その小さな手に顔より二回り以上大きなタンブリンは大きすぎると思います…。そして場面は変わってあやお姉さん、トウモロコシみたいなマラカスを振りながら、ホイッスルを吹きながら、踊るなんて欲張りすぎです…あぁ、バランス崩しちゃった…。
最後にしまじろうとあやお姉さんが自己紹介をして、オープニングは終わります。
リズムを感じてダンス! 〜ヒップホップ〜
「よ〜く聴いて! このリズム、どんな感じ? からだ、どんな風に動きたい?」という、このDVDおきまりの文句をあやお姉さんが言うと、しばし視聴者のための動きのイメージングタイム。iPodのCMを思わせるような感じで、シルエットがヒップホップのリズムにあわせて踊りまくります。
イメージングタイムが終わると、「さあ、君も一緒に、踊ろう!」とあやお姉さんがかけ声。でも、ヒップホップのリズムで一般のこども向けに振り付けを付けると、あんな感じになっちゃうんですね。シルエットの動きがすごく機敏だっただけに、ちょっと間の抜けた感じに見えてしまいました。最後の決めポーズだけは決まってましたけどね!
世界の遊びのリズム 〜インドネシア・スウェーデン〜
まずはインドネシアの特設野外スタジオから、「まあるい帽子はぼくの帽子」という歌をお届け。でも、インドネシア語は数字くらいしか分からない(しかも4くらいまでしか数えられない)ので、オレにはサッパリ分かりません…。
お次はスウェーデンのアットホームなスタジオから、「小さなカエルは面白い」。ど真ん中においてある、ガチャピンみたいなカエルと、顎を怪我している男の子が目を引きます。スウェーデン語はインドネシア語以上に分からんので、意味はサッパリ分からんのやけど、このメロディー、どっかで聞いたことがあるような…。
ものがたりの リズム 〜おおきな かぶ〜
「あやお姉さんの畑に、大きなかぶができました。」というのを始まりに、あやお姉さんとかぶの物語が始まります。「そ〜れ、抜くぞ〜!」とかけ声をかけると、「うんとこしょ〜どっこいしょ〜♪」と歌いながらかぶを抜こうとしますが…それで抜けるのなら物語にはなりません。
「抜けないなぁ…」と言うと、あやお姉さんはしまじろうとこどもたちを呼び集めて再びチャレンジします…が、それでもかぶは抜けません。あやお姉さんは“テレビを見ている君”にも声をかけ、応援を要請します。それを聞いて、馬鹿力マックスはテレビの前から参戦(笑)
あやお姉さんは多くの味方を付け、三度チャレンジ。すると…しまじろうの頭の倍くらいあるかぶが抜けました! 「わ〜い!」「やったぁ!」と言いながら、みんなで踊りながら喜びを分かちあいましたとさ。
このコーナーの衣装は白いブラウスにピンクのワンピースとバンダナ、腰にはエプロンという感じだったのですが、ナチュラルに可愛らしかったですね。こんな感じのあやお姉さん、好きですね〜。
しぜんのリズム
ケムシくんがモソモソ動く姿、ネコジャラシが風に吹かれる姿が映し出されます。
リズムを感じてダンス! 〜タンゴ〜
ネコジャラシを見ていたら…いきなりバチッとメイクを決めたあやお姉さんが登場…! 最初見たときはあまりの美しさに一瞬心臓が止まりましたよ…。可愛らしいだけがあやお姉さんの魅力じゃない、それをまざまざと見せつけられた感じでした。
イメージングタイムのあと、あやお姉さんとしまじろうたちがタンゴのリズムにあわせて踊ります。あやお姉さんの醸し出している雰囲気が格好良すぎて、ただただ見とれるだけです…。
日本の伝統リズム 〜応援のリズム〜
今度はあやお姉さん、白い袴姿です。カッコいいのかと思いきや、この姿がすごく可愛らしく見えるのはオレだけでしょうか…。「三三七拍〜子! ソレ!」とかけ声をかけたあと、拍子にあわせて手を動かすのですが、リズムが速くなるに従ってこどもたちがついていけなくなっていくのが目に見えて分かります。途中であやお姉さんが「ソレ!」ってかけ声をかけるんだけど、何回聴いてもあやお姉さんの声には聞こえないんですが…。
衣装を細かく見ていくと…あやお姉さん、着物の下に丸首のシャツを着込んでいるみたいです。これがちょっと不自然に見えてた原因か…。1分くらいのコーナーだけど、衣装さんにはそこまでこだわって欲しかったよ…。あと、気づきにくい所ではあるけど、あやお姉さんはヒールが普通の倍くらい高いゲタを履いていると思われます。あれだけ高いと、オレだったら怖くて歩けないだろうなぁ…。
世界の遊びのリズム 〜メキシコ・ケニア〜
先ほどの続きです。メヒーコのスタジオからは、「海のヘビ海のヘビ通れるよ」。たぶんスペイン語なんだけど、スペイン語で1けたしか数字を数えられないオレには意味は分かりません…。
最後は、ケニアの町中から「スキップで好きな人に会いに行く」という歌をお届け。ケニアは英語が公用語なので、歌詞もバリバリで英語です。しかもオレ、この歌知ってる〜! 「Skip to my Lu」ですよね。小さい頃、よく歌ってました。懐かしい〜!
日本の伝統リズム〜まつりのリズム〜
「わっしょい! わっしょい!」と影絵マンガが動いたあと、ほんまもんのまつり会場の映像へ。たぶんねぶたまつりじゃないでしょうか? オレ的には「まつり=だんじり祭り」ですが…。思えばだんじりのリズムが一番自分の中に染みついているリズムかもしれませんねぇ…。最近は参加してないけど。
ものがたりの リズム 〜さんびきの こぶた〜
あやお姉さんとしまじろうが紙芝居のふたを開けると…中にはさんびきのこぶたの世界が広がっています。あやお姉さんが「むかしむかし…」と物語を語り始めると、物語の世界へ入ります。
あやお姉さんとさち王子の歌にあわせて、3人のこどもたちは物語を進めていきます。3びきそれぞれのおうちが出来上がると、オオカミがおうちを吹き飛ばしに来ました。ここからはあやお姉さんの語りと、さち王子の一人4役(3びき+オオカミ)の吹き替えでお楽しみ下さい…(笑/ちゃんとレポートにまとめんかい!)
れんがのおうちを吹き飛ばすのに失敗したオオカミは、逆風で逆に自分が吹き飛ばされるというアクシデントに見舞われてしまい、「オオカミは目を回して逃げていきましたとさ。」とあやお姉さんは物語を締めくくってしまいました。こぶたさんたちは湯を沸かす必要もなかったみたいです…。これぞあやお姉さん流・さんびきのこぶた?!
からだのリズム
「体のリズムを感じてみない?」と言いながら、あやお姉さんは心臓に手を当てます。テレビの前のみんなはあやお姉さんの心音を拝聴…。あやお姉さんの手、小さくて可愛い…! やっぱりあやお姉さんは手がチャームポイントだと思います。
すると、突然激しい運動を始めるあやお姉さん。様々な方法でエクササイズしています。軽く汗をかくくらいに運動したあやお姉さんの心音は…激しく脈打っています。そして、就寝時のあやお姉さんの心音は…穏やかな音そのものでした。
しぜんのリズム
しばしの間、水の流れる音をお楽しみ下さい…。(放送事故が起きたときみたい…)
リズムを感じてダンス! 〜ワルツ〜
今度のあやお姉さんは北欧をイメージさせるような衣装で、これまたメルヘンチックで可愛らしい…。イメージングタイムのあと、あやお姉さんたちはリズムにあわせて踊ります。ここまでのあやお姉さんの七変化に魅せられて、焼き付き気味の脳味噌にはちょうどいい、ソフトな音楽と映像です。しまじろう、袖をちゃんとあげないと手が隠れてるよ…。
エンディング
最後はあやお姉さんとしまじろうがエンディング曲を歌います。途中で出てきた国際映像のこどもたちも出てきて、とびっきりの笑顔を振りまきます。最後の「みんな みんな いいこだよ〜 いいこだよ〜♪」っていうところ、あやお姉さんのとびっきりソフトで高い歌声が聴けます。そして、あやお姉さんとさち王子しまじろうのコーラスがまた最高にいいんですよ…! そんな最高のコーラスで、今回のDVDは締めくくられます。
編集後記
今回のDVDはしまじろうが主役ではなく、完全にあやお姉さんが主役でしたね! 歌った曲数は少なかったけど、あやお姉さんファン必見の一枚になっていることは間違いありません!
今回、あやお姉さんが魅せてくれた衣装は8着。どれも良かったけど、おおきなかぶ、タンゴ、応援のリズム、ワルツの衣装が特に似合っていました。
さて、今年度はこのあとに「ぽけっと12月号」が控えているわけですが、それまでにハッピーワンダーランドのレポートも完成させます!(最初に「やる」って言ってから3ヶ月くらい経ってるよな…)
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