あやおねえさんとうたっておどろう! このまちかどで

こどもちゃれんじクリスマスコンサート2004 しまじろうとほしのクリスマス in 大阪厚生年金会館

5日前、コンサートを1列目から見ていたのにもかかわらず、なぜか内容をほとんど覚えていなかったオレ。今日は意地でも内容を覚えてくるぜ!と意気込んで会場に到着。ホールに入場すると、なぜかオレにコンサートで使う星をわたそうとしてくれるダンサーのお姉さん…。遠慮してもらわなかったけど、ある意味レアアイテムやからもらった方が良かったかなあ…。そして、3階まで階段を上がっていきます。

そして客席に到着。想像していたよりは遠くはないけど、やっぱり遠いなあ、という感じ。司会のお姉さんが出てきてしゃべっているときに、どれくらい顔が見えるのかをチェックしたけど、表情の細かいところまでは分からないなあ…という感じだった。

そして、4時40分。コンサートがいよいよ始まります。今回は岸和田で見ていたときの記憶も織り交ぜながら振り返ってみることにします。まずは忘れないうちに曲目を。

第1部

  1. もうすぐクリスマス
  2. あかはなのトナカイ
  3. グーチョキパーのうた
  4. ジングルベル
  5. さあ、かざりましょう
  6. あたま かた ひざ ぽん
  7. ほらきた!ふしぎなプレゼント(?)
  8. それがサンタクロースのおねがい

第2部

  1. ウィンターワンダーランド
  2. こぶたぬきつねこ
  3. おてつだいするよサンタさん!
  4. サンタがまちにやってくる
  5. あわてんぼうのサンタクロース
  6. きよしこのよる
  7. てとてをつないで
  8. ハッピー・ジャムジャム

まず、ジングルベルのイントロに合わせてしまじろうが登場。続いて、みみりん・らむりん・とりっぴいが登場して、もうすぐクリスマス。岸和田の時も気になったんだけれども、この曲でのしまじろうたちの歌声がちょっと荒っぽいのが気になった。もうちょっと丁寧に歌ってくれても良かったんじゃないかな…。

曲が終わった瞬間、ドット・からくさ・ペイズリーが頭にトナカイの角を着けて登場して、あかはなのトナカイ。そして続けざまにグーチョキパーのうた。いきなり3曲をメドレーでつないで一気に盛り上げます。

そしてこの後、しまじろうたちは袖に下がって、いよいよあやお姉さんが登場!オレは遠くても一目であやお姉さんだと分かったんだけれども、まわりのお客さんたちは「かなこお姉さん?あやお姉さん?」という感じで、全然分かっていないようだった。あと、3階席ということで、お母さん方からは「顔が全然見えん」といった文句も聞こえた。やっぱりこども向けのコンサートを大規模な会場でやるのは無理があるのかなあ…と思ったり。たぶんこどもは全然見えていないでしょうから。

さてさて、サンタさんの衣装を着たあやお姉さんは、ジングルベルを歌います。サビのところで振り付けをするんだけれども、今日も出来なかったなぁ…というか、しまじろうのコンサートは両サイドからの圧力とかいろんな理由があってあんまり動けませんね…。(ただ自分が負けているだけなのですが…) 一曲歌い終えたあやサンタさんは、この次にポポと一緒に踊ります。そして、舞台の袖へ。

この後、しまじろうたちが登場して、大きなツリーを見つけます。これに飾り付けをしよう!と言って、さあ、かざりましょうを歌います。歌い終えてしまじろうたちがツリーから離れると、ドットたちが登場。ドット様は「ドットスペシャルツリー」という、とんでもない名前を付けてしまいます。このときにツリーの裏に隠れていたポポが「そんな名前はいやだよぉ!」という感じのジェスチャー。これは岸和田の時はツリーの陰になって見えなかったんですよね。今回は上から全体を見渡せるので、何が起こっているのかを十分把握できました。

そこへ、しまじろうたちが帰ってきます。一悶着した後、とりっぴいが「きれいに飾り付けてあげるからね」と一言。すると、ツリーがしゃべった!といっても、実はポポの声。ツリーの裏からポポが登場します。

ポポは自分のことをサンタの国から来た妖精だと説明。しまじろうたちは一応納得しますが、ドットたちは難癖をつけて信じようとしません。すると、それにつられたか、あやしがり屋のらむりんまで「そういえば…」とあやしみ出す始末。するとポポは、「いろんなものを落として来ちゃったんだ…。」と弁明。服まで落としたそうだ…。

しまじろうが「どうやったら落としたものは見つかるの?」と聞くと、ポポは「リズムだよ!」と言い、ここで岸和田の時はすっかり忘れてしまっていたあたま かた ひざ ぽん。歌っていくうちに、どんどん落としたものは見つかり、ポポは妖精らしい服装で再登場します。

この後、ポポはみんなにサンタさんがプレゼントを配るときの目印とする星を配ります。客席のこどもたちは入場時にサンタの国のお姉さんが手渡ししてあるのでOK。あとはしまじろうたちだけです。ポポが一人ずつわたしていくと…よりにもよってドット様の分だけ足りません!

ドット様、「なんでオレのだけないんだ!」と言うと、しまじろうに「おまえの星をくれ!」と一言。当然、星をあげてしまうと自分がもらえなくなってしまうので、しまじろうは迷いながらもいやがります。

誰にも星をもらえなかったドット様、すねてどこかへ行ってしまいます。からくさ・ペイズリーはあんちゃんを追いかけていきます。ポポやしまじろうたちが困っているところへ、あやサンタさんが登場!

ほらきた!ふしぎなプレゼント(曲名合ってるかな?)を歌いながら、とりっぴいとしまじろうの欲しいプレゼントをみんなで当てます。この曲であやサンタさんが「サンキュ〜!」って言うところがすごくかわいかったです。しかもただかわいいだけじゃなくて、なにか味わい深い部分があるから、余計によく感じるんでしょうね。

曲を歌い終えると、ポポは一つ星が足りなかったことをあやサンタさんに打ち明けます。そして、ポポは無くした星を探しに、あやサンタさんとしまじろうたちはドットたちを探しに行きます。

そして、すねていたドットが登場。「つ〜いちゃった、ついちゃった、いいことおも〜いついちゃった!」と突然歌い出し、何かいいことを思いついた模様。ポポからサンタの国へ行く鍵を奪い取り、そこにあるプレゼントをがっさりパクってしまおうと言う考え。

ドットたちはケーキでポポの気を引き、鍵を奪おうとしますが…なかなかうまくいきません。ポポに作戦がバレてしまいながらも、ドットたちは作戦を強行。ポポのドジさも手伝い、ドットたちはまんまと鍵を手に入れてサンタの国へ行ってしまいます。

そんなころしまじろうは、「ぼくの星をドットにあげればこんなことにはならなかったんだ…」と自分を責め、泣き出してしまいます。それを見たあやサンタさんは、「そんな悲しそうな顔をしてたら、サンタさんが寂しがるわよ」とやさしく声をかけます。「サンタさんは、みんなの笑顔が好きなのよ」と言うと、「ほら〜みんな楽しく手をつないで歌ってよ…」と歌い出します。

岡野さんのこの曲を聴くことが出来たらコンサートに来た目的の半分は達成というくらい好きな曲、それがサンタクロースのおねがい。きれいで丁寧なダンスを踊りながら、しっとりと歌い上げてくれました。でもやっぱり今日4公演目なせいか、高い声を出すところでちょっとつらそうだった。でも、十分十二分に満足しましたよ!

あやサンタさんが歌い終えると、みみりんたちがあわただしく登場。ポポの鍵がパクられてしまったことをあやサンタさんとしまじろうに伝えます。あやサンタさんとしまじろうはドットたちを追いかけることにしますが、ポポは野暮用(注:違います)で一緒に追いかけるのをあきらめます。ここで第1部が終了。

第2部が幕を開けると、すでにあやサンタさんとしまじろうたちはサンタの国に移動済み。あやお姉さんはサンタの国への特別パスでも持ってるんでしょうか…。だったら羨ましいなあ…。後半一曲目は、ウィンターワンダーランド。曲の途中からサンタの国のお姉さんも踊りに来ます。

曲を歌い終えると、サンタの国のお姉さんにドットたちがどこに行ったかを聞こうとすると、もうちょっとだけ遊んでくれたら教えてあげるよ、ということで、しまじろうがこぶたぬきつねこで遊んであげることに。

この曲に満足したサンタの国のお姉さんたちは、「マネモンが知ってるよ」と教えてくれます。このマネモンがくせ者で、まねっこが大好き。しまじろうが聞いても、しまじろうのまねをするばかりでなかなか教えてくれません。困ったしまじろうは「お姉さ〜ん…」と、あやサンタさんにすがりつきます。

見かねたあやお姉さんは、マネモンをうまく口説いてまねっこクイズにつきあってあげたら、という条件付きで、マネモンにドットたちの居場所を教えてもらうことを約束してもらいます。まねっこクイズを終えると、マネモンはドットたちがサンタステーションに行ったことを伝えます。

そんなドットたちはもうサンタステーションが目前の所まで進んでいました。ちょっとしたハプニングがありながらも、なんとかサンタステーションに転がり込みます。しかし、そこに警備隊が登場。おてつだいするよ サンタさん!に合わせてサンタステーションを稼働させた後、警備隊はどこかへ行ってしまい、ドットたちは一安心。

ドットたちがプレゼントに飛びかかろうとすると、しまじろうとあやサンタさんたちが駆けつけ、ドットたちの悪行を阻止します。するとしまじろうが、「ぼくの星をあげるよ!」と言いながら、自分の星を差し出します。他のみんなも星を差し出すと、ドットは感動のあまり、「みんなぼくのために…」と言い、改心。

すると、あやサンタさんが客席を含めた全部の星に願いを込めれば、ドットの星も何とかなるはず!ということで、みんなで星に願いを込めます。すると、ドットの手元に星が!みんながドットのために心を一つにしたからミラクルが起きたんですね!

すると、本物のサンタさんがそりに乗って登場!名言を残した後、サンタさんはプレゼントを届けに空へ飛び立ちます。あやサンタさんも、「みんなも今のこの気持ち、忘れないでね」とまとめます。

ここで、サンタがまちにやってくるをみんなで踊ります。この曲ではあやサンタさんの動きしか見てなかったけど、なんか上品な感じですごく好きだなぁ…。なんか最近、岡野さんのステージ上での上品さを感じ取れるようになってきた感じがします。一つ一つの動きがすごく丁寧に見えるんですよね。

続いて、あわてんぼうのサンタクロース。1番はしまじろう、2番はあやサンタさん。ボーっと見てたら分からないけど、よく見てみるとすごいフットワークなんですよね、この曲の踊りは。2番であやサンタさんが歌い出すと、客席のこどもたちが大合唱。これには岡野さんも、遠目でもはっきり分かるほどにうれしそうな顔をしていた。ここが今日一番感動したシーンかな。

曲が終わると、ステージ上に星空が。しまじろうとサンタさんが一緒に歩いてきます。「この星はポポが配ったものなんじゃ」と言うと、ポポが帰還。サンタさんはきよしこのよるを歌います。2番はあやサンタさんたちも出てきてみんなで合唱。最後の盛り上がりの前に、いったん気持ちを落ち着けます。

そして、コンサートの最後の曲は、てとてをつないで。あやサンタさんが盛り上げながら、一気にステージのテンションは最高潮に達します。もうこのあたりはあやサンタさんのためのステージといった感じで、ステージ上の他の子たちはあやサンタさんを囲んで踊ります。曲が終わると、いったんコンサートは終了しました。

そして、みんなでしまじろうたちを呼ぶと、まずはサンタの国のお姉さんたちとあやサンタさんが登場して踊ります。みみりん・らむりん・とりっぴい・ドット・からくさ・ペイズリー・サンタさん・ポポが順に登場した後、最後にサンタさんの衣装に着替えたしまじろうが登場!

最後はもちろん、ハッピー・ジャムジャム!というと、曲のイントロとともに銀テープがドーンと出てきました。…が、岸和田の時は大丈夫だったんだけれども、今日はあやサンタさんに命中して、テープがしばらくの間、あやサンタさんの足にまとわりついてました。岡野さんも動こうとしたらテープがまとわりついてて一瞬危なかったですが、何とかテープを振り払うことが出来ました。でも、振り払いきるまでドキドキヒヤヒヤもんでしたよ…。

最後の曲を歌い終えると、本当に今日のコンサートはおしまい。幕が下りてきても、最後までみんなで膝をついて、手を振り続けてくれました。予定を少しオーバーして、6時に終演です。

入場券

編集後記
今日はきっちり見れました。きちんと全体が見渡せたので、岸和田の時には見えなかった部分も見え、改めて楽しむことが出来ました。今年は歌の部分と話の部分がすっぱりと分けられているような感じでしたね。去年は今年よりも歌と話が融合しているような感じだったんですが。

そしてあやサンタさん、2日間8公演、本当にお疲れ様でした。まだまだきついスケジュールが組まれているとは思いますが、頑張って楽しみながら乗り切ってください!

さて、全体を振り返ってみると、やっぱり3階席は遠かったなあ…というのが本音です。中小規模な会場になれてしまってるからそう感じてしまうのかもしれないですけどね。やっぱりお姉さん方の表情が読みとりにくいんですよ…。ポポの鍵もかなり小さく見えたし。はっきり見えたのは着ぐるみだけでした。

そんな遠いところから見たのが今年最後のイベント、というのはちょっと不本意ですが、今年は何回も至近距離で岡野さんの姿を見ることができたし、満足できた1年でしたね。

今年見に行ったイベント、11回中6回で3列目以内の席なんですよね、確か。いやあ、いろんな所に行けて楽しかったです。ここらへんのことは今年が終わるまでに、1年間を振り返ったレポートをこしらえることにします。(しばらく暇になっちゃいますからね)

さて、気になる来年1発目ですが、仮にお正月にイベントがあっても、よほど近距離で行われない限り見送ります。来年1発目はちょっと遅めかもしれないけど、1/30のイベントを現在調査中です。一刻も早くイベント日程を確かめて遠征準備に取りかかりたいですね!この日は絶対に燃えますよ!