大人っぽかわいいあやお姉さんに壊れたふわふわワールドから2ヶ月半。ややイベントの情報がつかみづらくなってきていたので、ここで行かないと次がいつになるか分からないのと、会場が比較的行きやすいところだった(と思われた)ので、児島行きを決めたのがふわふわワールド直後。それから待ちに待った2ヶ月半。次の日がオレの誕生日ということもあって、かなり楽しみにしていた。あと、ここ2回のコンサートは「あやお姉さん」だったので、「クルミちゃん」のコンサートを見るは5ヶ月ぶり、群馬県庁以来である。
今回は16時からのチケットしか持っていなかったので、14時に現地入り。会場前に着くと、もう20人ほど並んでいた。席が早いもん勝ちなのは分かっていたので、すぐに列に並んだ。今回狙う席はいろいろ思惑があって最前列の一番左。「ここから取れるかな〜」と思いつつ、開場まで1時間半ほど待った。普通に風が冷たかった。でも、がまんがまん。
15時20分、予定より10分早く開場。お母さん方がホールに向かってダッシュしていく。オレも早歩きで応戦(走れよ、と思ったがこれで充分太刀打ちできる…はずだった)。ホールに入ると、左前を取ろうと席に近寄っていった瞬間、別のお母さんにかすめ取られてしまった。仕方ないので2列目に座った(でも、これが後々思いもよらぬうれしい結果に…)。
そして16時。始まった!幕が上がると、ごっついゲートがあった。そして、その陰からワクワクさんとゴロリが登場。ワクワクさん、クルミちゃんに「楽器をつくっておいてほしい」と言われたらしく、早速楽器作りを始めた。空き缶にストローをつけてオカリナを作る。ワクワクさんが自分で吹いてみた後にゴロリに「吹いてみて」とオカリナをわたすと、さすがゴロリ、ワクワクさんよりうまく吹いてる…って、ストローを口にくわえてない!それがワクワクさんにバレてオカリナ没収。次に、ペットボトルにビーズを入れてマラカスを作る。ワクワクさん、「気をつけて入れてね」と言いつつビーズを派手に散らかす。ゴロリがビーズを片づけている間に、やっとの思いでマラカスが完成し、試しに振って音を鳴らしていたところでクルミちゃんが登場。
「わあ、いい音〜」とワクワクさんをクルミちゃんが褒めちぎり、みんなで手拍子の練習をしてから、3人でおもちゃのチャチャチャ。てっきり「たのしいね」かと思っていたので、少しとまどいながらも、手拍子で応援。振付が一部似ているところがあったので、12月のあやサンタさんを思い出した。
今日のクルミちゃんは、髪を1つにくくっているものの、全部はまとめず、髪をおろしたままのところも少しあった。やっぱり、2つにくくるよりは1つにくくった方が、かわいさが引き立つと思う。今回のもよかった。衣装は去年の春のビッグバンの2回目の部のものと同じ、ピンクの横ストライプの上に白いズボンとスカートを合わせたもの。オレが言うのも何やけど、この衣装がクルミちゃんには一番よく似合ってるかな。
さて、おもちゃのチャチャチャが終わると、ワクワクさんとゴロリが後半の準備のためにいったん下がって、ここからはクルミちゃんのワンマンショー。まずはお馴染みの曲、アイアイから。いつものようにクルミちゃんは舞台から下り、客席の後ろの方までマイクを向けに行っていた。
そのあとは、「どんな動物さんが好きですか?」の問い。今回は、舞台上から聞くのではなく、客席でおともだちに直接マイクを向けて聞いていた。ホールがそんなに大きくないからできることなのか、それとも新しい試みなのか…。いずれにしろ、岡野さんもいろいろ考えているんだなぁ、と感心。
そして動物当てクイズをやってから、ごひきのこぶたとチャールストン。今日はややパニクっていて、ガチガチながらも振付をどんどんこなす自分に少し驚きながら(その分手拍子はおろそかになっていたが…)、一緒に楽しんだ。なんと言っても、この歌はドレミの中でも大好きな歌である。歌が終わった後、自分の心臓が異常にドキドキしていた。確かに前の方で見るのは7ヶ月ぶりやしな…。
さて、その次は、「季節の歌を歌いましょう」との一言のあとに、はるのかぜ。群馬県庁以来、5ヶ月ぶりに聞いた。やさしい心地よい歌声で、しっとりと歌い上げてくれたのだが、ここでオレにちょっとした非常にうれしいハプニングが。オレの座っていた座席の左前に、座席でも通路でもない、ちょっとしたスペースがあった。クルミちゃんが歌いながら舞台を下りてきて、オレの横を通り過ぎていくかと思っていると、そのスペースでしばらくとどまってくれたのだ!
手を伸ばせば間違いなく届く距離であこがれのクルミちゃんが歌っている。予想外の出来事にびっくりしながらも、思わず岡野さんの顔をじっと見てしまった。もともとのオレの顔がけっこう怖いので、にらんでしまっていた感じになっていたかも知れないけど、見とれていただけです…。目があった瞬間、オレは首をすくめて頭をペコリ。もうパニってしまってどうしてええんか分からんかった(どこまでが現実でどこからが幻想かよう分からんけど、とにかくオレはこう記憶している)。もうこれ、最高の誕生日プレゼントです、はい。ありがとうございました!
クルミちゃんとの相性抜群で、そんなうれしいはるのかぜを感じたあと、みんなで伸びをしたりしてリラックス。そのあと、WAになっておどろうの振付練習へ。ひととおり練習したあと、本番スタート!
チャールストンのときもそうやったけど、オレ、歌詞を口ずさんでました。クルミちゃんはそれに気づいたらしく、軽くほほえんでくれた。そして、何事もなく2番に突入。でもここで、クルミちゃんにしては珍しく歌詞を間違えてしまった。「わになっておどれ〜いつでも〜」を「わになっておどれ〜いますぐ〜」と歌ってしまった。ちゃんと聞いていないと分からないぐらいの小さな間違いに自分でも気がづいたらしく、「やっちゃった」という顔をしながら、そのあとの「ひとりぼっちのときでさえも…みててくれる〜」の部分を少し強く歌っていた。
WAになっておどろうを歌い終えると、クルミちゃんはワクワクさんとゴロリを呼びにいったん下がった。反対側から2人が登場。ゴロリ、何か手に持っている。表には自分の絵、裏にはなにやら文字が…「 す き (ハート)」と書いてある!誰にわたすんだ?!もしや…。
ワクワクさんはすぐにそれを察知、それがクルミちゃんへのプレゼントだと勝手に解釈して、その前に絵のようなスマートなゴロリになろうと、ワクワクさん手製のパンチングボールでスパーリング開始。しかし、ゴロリが打ったパンチングボールはワクワクさんにボディーブローをたたき込む。最後に、ゴロリのアッパーでワクワクさんKO。ワクワクさんはゴロリにパンチングボールを持たせて仕返しを試みるも失敗に終わる。このときクルミちゃんが舞台袖で水を飲んだりうろうろしたりしているのが見えた。
そして、ワクワクさんが「ぼくをクルミちゃんだと思ってそれをわたしてみて!」と言い、ゴロリにプレゼントをわたさせるが、なんだか雰囲気が出ないので、ワクワクさんはよからぬ事を考え、いったん袖へ下がる。
ワクワクさん、ピンクのビニールの長い髪の毛にカラーゴミ袋のスカートを身にまとい(たぶんクルミちゃんになりきったつもりなんだろう)、再登場。ゴロリはワクワクさんにプレゼントをわたすと、ワクワクさんはゴロリに投げキッス。当然ゴロリはよける、と、客席のお父さんに命中。ワクワクさんはお父さんを気遣いながらも、パワーを貯めに貯めた投げキッスでゴロリを粉砕。その後、ワクワクさんはクルミちゃんを呼びに下がっていった。
ゴロリ1人になったところへ、クルミちゃんが再登場。ゴロリはとっさにプレゼントの絵を隠す。あやしむクルミちゃん、ゴロリを問いつめる。ゴロリは仕方なくクルミちゃんに絵を差し出す。クルミちゃんは「うまく描けたね〜」と言ってるうちに、裏に気づいた!「 す き (ハート)」の文字に、クルミちゃんはあたおたしながらも、ちょっとうれしそうにする。しかしゴロリが、それはクルミちゃんへのプレゼントではなく、ワクワクさんへのものであると告げると、クルミちゃん、残念がる。このシーンではすんごいドキドキした(ぼたばらのハラハラ度とは比較にならない)。クルミちゃん、快諾しそうだったし(何を考えてるんだオイ)。
それでクルミちゃんからアドバイスを受けたゴロリが、ワクワクさんにアタック!ワクワクさん、「え゛〜っ」と、かなり驚きながらもうれしそう。そしてそんないい雰囲気もつかの間、大玉送り大会へ突入。
このときの3人の立ち位置が前と変わっていて、思惑がはずれ、オレはゴロリチーム。ワクワクさんはまた人数の少ないセンターブロックを自分のチームに。逆に人数の多い右ブロックに当たったクルミちゃんが、ワクワクさんに「なんか少なくない?」と文句。ワクワクさんが「大人が頭を下げてお願いしてるんだから」と言うにもかかわらず、クルミちゃん、納得いかないのか人数を数え出す。さんざんクルミちゃんに文句を言われ、ついにワクワクさんが折れて、ワクワクさんチームにはハンデが与えられることに。クルミちゃん強し(クルミちゃんに言われたら逆らえ…いや、断れないって…)。そして、大玉送りがスタート!
クルミちゃんチームがやっぱり速い。途中で誰かが大玉に穴を開け、空気が抜けるときに発生する推進力を利用して(?)ぐんぐん進む。しかし、最後は大玉がかなりしぼんでしまい、かなり失速。それでも1番で大玉が帰ってきて、クルミちゃんは「わ〜いわ〜い!」と大喜びで大玉を引きずりながら舞台上を走り回る。やっぱりクルミちゃんチームでないと大玉送りは勝てません…。ワクワクさん、大玉にできた大きな穴を見てかなりびっくりしていた。クルミちゃんチームは「バンザ〜イ」、残りの2つのチームは恒例の「バンザーイナシよ」をやった。オレ、まだ「バンザ〜イ」をやったことがない…。次こそはクルミちゃんチームに入隊して勝ちたいな〜。
最後に、ポリ袋で作ったこいのぼりが出てきて、クルミちゃんのこいのぼりに合わせながらクルミちゃんとゴロリはこいのぼりを振っていた。ワクワクさんはクルミちゃんの歌声を消すほどの大声を上げながら、10mぐらいありそうな巨大な吹き回しをぶんぶん振り回しながら客席を1周走りまわって舞台へ戻る頃にはもうヘトヘト。ワクワクさん、年を考えて…。
歌が終わると、お別れの時間。「バ〜イバ〜イ!」と手を振りながらお別れをした。あっという間の50分だった。
編集後記
岡野さん、久保田さん、そしてゴロリの中の人、お疲れ様です。さて、今年はいい誕生日を迎えられたわけですが、岡野さんが目の前ではるのかぜを歌ってるところから後の舞台の様子がほとんど記憶に残ってないんですね…。完全にぶっ壊れたというか、故障したというか…(同じやろ)。
自分の体調を完璧に整えられなかったのもいけなかったです。なにより昼飯を抜いたのが痛かった…。たぶん腹減りが原因で100%の状態で望めなかったことがなによりも悔いに残る。ワクワクさんやクルミちゃんに悪いな〜と思いながら見ていた。次行くときは絶対に飯はちゃんと食べよう。あと、まわりがみんなワクワクさん目当てで来ているということもあって、クルミちゃん目当ての自分は少々肩身が狭かったというのもあるかな…(ちょっと情けないけど)。
さて、今回のコンサートですが、ゴロリはボケ担当、ワクワクさんはツッコミ担当、いつもドレミショーでロックくんにツッコんでいるクルミちゃんはマイペースなお姉さんという印象を持った、というか、ワクワクさんが1人だけオーバーテンションでかなり盛り上げていたという感じなのかな。こども向けショーで大人までもを笑いの渦に引き込んでしまうワクワクさんはやっぱり偉大なのかもしれない。
次のショーの照準がまったく合っていないのですが、関東以西の本州ならどこでも駆け付けるつもりで待機しております…。でも東京は6月までに1回しか行けないと思うので、GWであるであろうイベントに一応照準を合わせておきます(はやく日程が分かればいいな…)。次はぜひ、フルメンバーのまちかどド・レ・ミショーがいいな!終始ハイテンションなつくってあそぼショーもいいけど、時間の進む速さを変えてしまうような、ほんわかふんわかしたドレミショーの雰囲気がやっぱり自分には合ってます。
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