あやサンタさんに壊れたしまじろうのクリスマスコンサートからわずか12日。2004年1月1日という1年の始まりの日に、岡野さんのコンサートに行って来た（当然、オレにとってはこれが初詣の代わりになるというか、初詣そのものです）。
ただ、心配ことがいくつか。あやお姉さんのコンサートは2回目。しかも前回はクリスマスコンサートなので知っている歌が多かった。今回はどんな歌が出てくるのか。ノっていけなかったらどうしよう、そんなことが頭をよぎっていた。
ナゴヤドームに着いたのは12時過ぎ。とりあえずお昼のサンドイッチとジュースだけ買って、ドームに入った。スタンド内に入り、会場を一望。「ん？ステージはどこやねん？」と思いながら、しばらくの間何度も見渡した。すると、端っこのほうに怪しい大きな黒いテントを発見。
そこへ行くと、テントの中にやっぱりステージがあった。さすがに足下まではふわふわではなかったが、横や後ろはふわふわだった。客席はスタンド席。プラスチック製のイスですこ〜しお尻が痛かったが(笑)、岡野さんのためならこんなくらい全然平気である。
座席は右側のブロックの前から7列目の一番左の列。今日はこの席で1回目も2回目も見た。ステージではとんでったバナナや南の島のカメハメハ大王が流れていた。「この辺の曲でこられたらノっていかれへんかも…」と不安がよぎりまくる。
さて、そんなこんなでいろいろしているうちに、しまじろうのクリスマスコンサートの時と同じ音楽が流れましたよ！
1曲目は聞いたことがあるような気がするけどよくは知らない歌。でも、岡野さんが「手拍子で応援してください」と言った瞬間から手拍子で応援。1曲終わったあと、岡野さんから「あけましておめでとうございます、私の名前は“おかのあや”、あやお姉さんです」の一言。オレも頭を少し下げつつ「あけましておめでとうございます」とほとんど聞こえないような声で言った。「1年の最初の日にこうしてみんなに会えてうれしいです」とも言っていた。「オレもお正月に岡野さんの歌が聴けるなんて夢のようですよ！」と心の中で叫ぶ。
今日の岡野さんは髪を後ろで1つにくくり、上は長袖でロングスカート、そしてブーツという、いつものドレミショーの恰好とは違って少し大人っぽい印象。
そして、手拍子の練習とかけ声“ランランラン”の練習。ここまでくると「たのしいねかな？」と予想がついてくる。今回は何の曲が流れるのかまったく見当がついていなかったので、ビビりまくっていた。
しかし、そんな不安をよそにたのしいねが流れた。たのしいねはビッグアイ以来なので久しぶりだったが、さすがマックス、ドレミショーの内容はすべて鮮明に覚えています。すぐに思い出してタンタンタンができた。でも、ランランランはまだ厳しいな（すいません、本当はすごい恥ずかしがりなんです…）。ん？どうしてあやお姉さんのコンサートなのにドレミショーの経験が生きてくるんでしょうね？もしや…
そして、たのしいねの最後でなんとアコ★Pの二人が登場！当然、出てくるなんてまったく思っていなかったので驚き、そして喜んだ。「アコ★P〜、おひさしぶりです〜！」と心の中で叫ぶオレ。アコ★Pの二人はいつものオーバーオールに半袖のTシャツ、そしてマフラーの組み合わせ。この季節に半袖とは…元気ですね〜。
さてさて、ここで動物の歌とくればアイアイだ。いつも通り岡野さんはステージを下りて、客席のお客さんにマイクを向けていた。でも、今回はお母さんお父さんに多く向けていたなあ。客席がデカいので、岡野さんは向こうの方の通路を往復しただけ。「まあ、あとできっと来てくれるよ」と自分に言い聞かせて次の曲へ。
ここで、「みんなはどんな動物さんが好き？」とあやお姉さんがこどもたちに聞く。「なんでここで誰もぶた〜！と言わないかなあ…」と毎度思う。今回も例に漏れず出てこなかったので、あやお姉さんの好きな動物をみんなで当てることに。
当然答えはぶたで、ごひきのこぶたとチャールストンへ。ここでやっと今回のコンサートは“ほとんどドレミショー”だということに気づく（遅いよ）。いや、正確に言うとクルミちゃんではなく、あやお姉さんの“ほとんどドレミショー”か。
今行われているのがドレミショーと分かった瞬間、一気に肩の力が抜けて超リラックス状態に。ごひきのこぶたとチャールストンをノリノリで終えたら、げんこつ山のたぬきさんだ。これは一番最初のビッグバン以来。でもこの振り付けも、曲のスピードの変わり方もよく覚えています。一緒にじゃんけんもやったけど、「じゃんけんが弱い」という岡野さんに3戦1勝2敗…。オレ弱すぎ。
そして、あやお姉さんの「お山に行ったことはありますか？」の質問。山で叫ぶ言葉といえばそう、さち王子の専売特許「ぃやっほぉ〜！」である。ロックくんはいないのにどうするのかな〜と思ってたら…。岡野さんが叫んでます！「やっほー！」とさち王子に負けない大きな声。
そして山びこごっこへ。ここでテープの合唱団の歌声に混じってロックくんの歌声が入っている？ますますドレミショーじゃないですか！やった〜！
そして、「こんどはしっとりした歌を歌いたいと思います」とあやお姉さん。いつもならはるのかぜが入るところ。でもはるのかぜを歌うにはちょっと早い。で、「何を歌ってくれるんだろう」とワクワク。すると、大きな古時計が。簡単な指振りの練習（チクタクチクタクのところでやる）のあと、曲が始まった。めちゃくちゃ聴きたかった1曲だったので、しっかりと聴かせてもらいました。
「あかん、やばい、泣きそう…。」これが聴いた直後の感想だ。3番のおじいさんが天国へ上るところでウルウルっときてしまった。聴く者の心に伝える歌声、やっぱりこれが岡野さんの一番いいところですね。
そしてしっとりとした後は、あやお姉さんから「今日が誕生日の人はいますか？」の質問が。すると、やっぱりいるんですね〜。手が上がってました。「ちなみに私も1月生まれなんです」と岡野さん。となると今月中に岡野さんは誕生日かぁ。ちょっと早いけどおめでとうございます！そして、だれにだっておたんじょうびへ。このとき岡野さんが客席を縫うようにしてオレの正面まで来てくれた！
そして、最後はやっぱりWAになっておどろう。今回は練習からしっかり参加（今日は元気だなあ）。そして、本番でもけっこう思いっきり踊ることができた。今日は1回目から満足満足の完全燃焼。
そのあとはしまじろうのおもちつき大会。もちつきならオレに任せてよ？（おとといのもちつきで筋肉張り気味なんやからやめとけっ／笑）
そして、その後にこどもちゃれんじのステージ。この前にいろいろしまじろうの歌う歌がかかっていましたが、「森のくまさん」はさち王子かな？スキップステップアイランドをしまじろうたちが踊ってから、電車ごっこやかくれんぼ、遊び当てゲームをして遊んだ。しかし、この遊び当てゲームで、「フーッとふくらませて、ふわふわ浮くやつは何？」という感じの質問に会場の大多数の解答は「ふうせん！」だった。しまじろうは、「大正解！しゃぼん玉だよ！」と一言。ははは…。まあ生アテじゃないからしゃあないね…。その後、おべんとうばこのうたと最後にハッピー・ジャムジャムを踊ってステージは終了。ちょっとしまじろうたちが汚れていたのと、らむりんのコスチュームが古いもの（でもオレがよく知ってる15年前のらむりんはたぶんこっちなんですけどね、バンダナのらむりんは今年始めて見ましたから）だったのがちょっと残念だったけど、面白かった。あと、やっぱりハッピー・ジャムジャムはせっかくいるんだから岡野さんに歌ってほしかったな…。
さあ、そしていよいよ2回目。ちょっと客の数が減った（？）のか、オレの周りに人がいない。なんかちょっと（いや、だいぶ）目立つぞ。ふわふわスタッフの人たちの視線も厳しいものに変わってきたし…。お前こどもや出演者に変なことしたら速攻つまみ出すぞ！みたいな…（オレは信号無視やチャリの二人乗りはしても（←ちょっと待てコラ）、変なことは一切しません！）。
まあ、そんなことは気にせずオレはコンサートに参加。たのしいね、ごひきのこぶたとチャールストンは今までにないくらい参加。なんかすごく楽しくなってくる。
2回目の岡野さんは袖無しのセーターと膝丈のスカートにブーツ、そして手首にはふわふわの腕輪が。この大人っぽさとかわいさの絶妙なバランスにもうやられてます…。
「みんなの好きな動物さんはなんですか？」の時に、「イグアナ！」という答えが返ってきたときは、さすがに岡野さんもビックリして、「イグイグイグイグアナ！？…ってどんなのだっけ？わかんないや…」と一言。そのときアコ★Pの春からずっといる方が「こんなの」とイグアナの格好をして見せると、岡野さんは「あー、そんなのか」と分かった（？）様子。オレもそれを見るまではっきりとしたイグアナのイメージが浮かばなかった。
そしてげんこつ山のたぬきさん。今度も3戦1勝2敗。岡野さん、参りましたっ！そして山びこごっこのあやお姉さんの「やっほー」はさらにパワーアップ。いやー、予想以上の大きな声にビックリした（言い方が悪いですが、ほんまに不意打ちされた感じになった）。でも、かなり高い声で叫んでるにもかかわらず、耳にキンキンこない柔らかい声も岡野さんの好きなところかな。
大きな古時計で今度は涙が出る寸前までいったあと、だれにだっておたんじょうびで一緒に手拍子をして、最後のWAになっておどろうへ。
周りに人もいなかったし、WAになっておどろうの踊りはかなり大きな動きになっていたと思う。みんなで一緒に踊っている感じがして、めっちゃ楽しかったぁ〜！
最後はみんなで手を振ってバイバーイとやっていたので一緒にやっていると、岡野さんがオレの方を見て小さくお辞儀をしながらニコッと笑ってくださったので、オレも小さくお辞儀をした（分かったのでしょうか…）。今年はいい1年になりそう！
編集後記
岡野さん、そしてアコ★P、新年早々お疲れ様です。4日までがんばってください！さて、今回オレは4日間あるうちから「やっぱり1日に行くことに意義があるな」と思ってこの日を選んだわけですが、正解でしたね。お正月に岡野さんたちから元気をもらえて最高の気分です。
今回はいつもに比べて元気で、2回目はほとんど踊りっぱなし。ふわふわスタッフの厳しい視線を感じながらのコンサートだったのですが、それよりも、数回にわたって岡野さんと目があったことがうれしかった（妄想かも）。最後はニコッと笑ってくれたし、もう大満足。今年は最高のスタートが切れました。
では、2004年のドレミメンバーの活躍を願って、編集後記を終わりたいと思います。次はどこのまちかどでショーがあるんでしょうか…。
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